こんにちは!勝負師のステーキです
世間一般ではギャンブルに悪いイメージあるよね
「ギャンブルばっかりしてる人サイテー!」
「パチンカス!」
こんな感じに(笑)
いやぁー言いたいことはわかる、わかるんだが待ってくれ!
パチンカスやギャンブラーと言われる人の中にもちゃんとしてる人もいるんですわ
その人達のことを理解するのに必要なキーワードは
確率と期待値
そう、中学校で習うあの確率と期待値ね!
この確率と期待値って、ギャンブラーだけに関わらず、私たちが日常生活を営む上で大切なものです
けどあまりにも意識していない人が多いと感じる今日この頃、皆さんは宝くじやtotoBIGとか買うときに考えたことありますか?
少し考えるだけでお金増える確率は高まるんで絶対に考えるべき
なんで今回は確率と期待値の大切さとギャンブルについて熱く語っていくよー!
目次
確率とは「あることがらが起こる期待度」
あったりめーだろ!って声が聞こえてきそうだけど大切なのでもう一度言います
確率とは「あることがらが起こる期待度」です
例を挙げるよ!
例①コイントスして表のでる確率は?
正解:コインには表と裏があるから、これを投げたときに表のでる確率はもちろん「二分の一」言い換えると50%だね
当たり前すぎてすんません!
さぁ~どんどんいきまっせー、次は期待値
期待値とは「あることをしたときに得られるであろう値」
ん~わかりにくいから例を挙げる!(笑)

例 サイコロをふって、出た目の数に100円掛けた金額がもらえるときの期待値は?
計算 期待値を求めるときには「あることがらが起こる確率」と「あることがらが起こったときに得られる値」が必要です
「あることがらが起こる確率」は
サイコロは1~6の出目があるのでそれぞれの目が出る確率は「6分の1」
「あることがらが起こったときに得られる値」は
1が出たとき100円
2が出たとき200円
3が出たとき300円
4が出たとき400円
5が出たとき500円
6が出たとき600円
次に期待値を求めます、求め方は
「あることがらが起こる確率」×「あることがらが起こったときに得られる値」になります
計算してみると
1/6×100円+1/6×200円+1/6×300円+1/6×400円+1/6×500円+1/6×600円=17円+33円+50円+67円+83円+100円=350円(四捨五入あり)
つまり、350円
これがサイコロをふって、出た目の数に100円掛けた金額がもらえるときの期待値になります
言い換えると、このゲームをしたときにもらえるであろうお金は350円ってことね
このゲームはお得になるかならないかを検討する
参加料が300円だったらみなさんはこのゲームやりますか?
感覚的にやらない、やるっていうんじゃなくてここでは期待値をもとに考えていくよ!
前提として、このゲームの期待値は350円&すべての目が出る確率が同じという設定とします
結論から言えば、期待値よりも参加料が安ければ理論上は勝てるゲームです
つまりお得になるゲーム
実際に、このゲームを参加料300円で100回やったときの期待値を計算してみるよ
1回あたりの期待値が350円で参加料が300円なんで一回当たりの期待値は50円になるね
これを100回繰り返すわけだから答えは
50円×100=5000円
5000円の期待値が得られて、理論上は5000円儲かるね
次に、負けるパターンを考えます
もうわかるかもしれないけど、参加料が350円よりも高ければ負ける!
理論上負けます
この場合、まさにカイジの地獄チンチロのごとくお金をむしり取られます(笑)

実際に、このゲームを参加料400円で100回やったときの期待値を計算してみるよ
1回あたりの期待値が350円で参加料が400円なんで一回当たりの実質の期待値はマイナス50円になるね
これを100回繰り返すわけだから答えは
マイナス50円×100=マイナス5000円
マイナス5000円の期待値が得られて、理論上は5000円お金を失います(笑)
注意点・期待値プラスでも絶対に勝てるわけではない(試行回数少ない場合)
こうやって期待値プラスなら理論上勝てるよって話をすると必ず出てくるのが
「絶対に勝てるわけではない」
「信じられない」
っていうコメント
絶対に勝てるわけではないって言われると、厳密にはそのとおりなんだよね
現実に100パーセントってほぼ無理な話
けど、99.999パーセントなら可能だよってこと
このゲームも100回くらいしたくらいじゃ期待値に収束しないかもしれないけどそれが1000回、1万回、100万回になったらどうだろう?
間違いなく期待値に収束していくよ
ここで大切なのは、試行回数を増やすってこと
確率は試行回数を重ねれば重ねるほど理論値に落ち着いていきます、当然期待値も然り
だから、お金を増やししたいならプラスの期待値をコツコツ積んでいくって考え方が大切
それと同時に、マイナスの期待値は積まないこと!
エンターテイメントとしてマイナスの期待値を積むのはいいけど、お金を増やしたいって思いであるならばマイナスの期待値は絶対に積むべきではない
マイナスの期待値は積んでないって??
じゃあ、まずは宝くじの期待値を考えてみよう
宝くじの期待値
宝くじ1枚あたりの期待値は
約150円(計算ややこしいので省くね!)
宝くじ一枚のお値段は300円なので、実質の期待値はマイナス150円(300円の宝くじ一枚買っても理論上150円しか儲からないからね)
10枚入りの宝くじセットを買ったら、期待値マイナス1500円ですよww
ボラレすぎワロタ
宝くじ買っている人はマイナスの期待値を積んでるって結論でオケ
ちょっと計算してみよう
宝くじを一年間で30枚買っている人は、30年間買うと
マイナス150円×30枚×30年=マイナス135000円
135000円もお金が無くなることになります
家族で宝くじ当たったらどうするー!?っていうような楽しい会話はプライスレスだし、夢もあるからエンターテイメントとしては良い
けど、確実に買えば買うほど理論上は損していく商品であることはわかっていて欲しいし、さらに言えば、これこそがギャンブルじゃないかなとも思う!
次は宝くじとTOTOビックについて考察してみる
宝くじとtotoビックどちらが儲かるか

年末ジャンボ宝くじ(2017年)
1等の当選確率:約2000万分の1
当選金額:MAX7億円

TOTOビック
1等の当選確率:約478万分の1
当選金額:MAX6億円
はい、結論でました
ぶっちぎりで
TOTOビックのほうが儲かるでしょ!!(笑)
最高金額は1億円の差はあれどその確率の違いが大きすぎる、たかが4倍されど4倍ですよー
単純に考えると、TOTOビックの一等は約4倍も宝くじの一等より当たりやすい
もしお金を増やしたいなら、宝くじよりもTOTOビックを買うべき!
ちなみに、一等だけの期待値を計算してみると
宝くじ
2000万分の一×7億円=35円
TOTOビック
478万分の一×6億円=125円
一等が当たったときの期待値もTOTOビックに軍配があがります
2等以下の賞金含めてもTOTOビックのほうが期待値は高かったですわ
パチンコとパチスロはギャンブルか?
ステーキが考えるギャンブルの定義はなにかというと
期待値がマイナスのものにお金を突っ込むこと(ステーキ流の解釈ね!辞書とは違うから注意)
だから、これに当てはめると、宝くじの購入はステーキ的にギャンブルに該当するし、お金を捨てているようにさえ感じる
パチンコとパチスロはどうか?
結論は
ギャンブルにもなるしギャンブルにならないものもある
こればっかりはパチンコしない人には理解しがたいかもしれないけど、パチンコの釘とかスロットの設定によってそれらを遊戯した時の期待値は変わってくるんですわ。言い換えると、期待値がプラスとマイナスの状態のパチンコやパチスロもあるってこと。だから、プラスのものを打っていればお金は理論上増えるし、マイナスのものを打っていればお金は減っていくってこと
信じられない人は、現実としてパチプロっていう人種が存在していることを考えてみてほしい。彼らはプラスの期待値を積み上げて生活していて、いちかばちかのギャンブルで生活してる訳ではないってこと。毎日、期待値を計算しながらコツコツと遊戯に励むわけです
つまり、パチンコ=ギャンブル=お金を失ってるって考え方は必ずしも正しくないってこと
期待値のこと考えるとどうしても宝くじよりいいかなと思ってしまう
なので、宝くじ買ってる人にパチンコのこと批判されるとちょっとイラっとする(笑)
でもでも、パチンコ屋にいる人の8割~9割は期待値考えてないのも事実なんであしからず!www
ふと思ったけど、競馬や競艇でご飯を食べてる人がいるってことは、彼らはおそらくプラスの期待値を積めてるんだろうなぁー
まとめ・合理的な判断に確率と期待値ってほんと大切!
ちょっと計算すれば、宝くじ買うよりもTOTOビック買ったほうがお得なのがわかるし、宝くじはもともとお金が減る商品だっていうのもわかった
これで言いたいことは
感覚ではなくデータに基づいて合理的に物事を判断することの重要性
感覚や感情で話をしていて物事が決められないことってよくある
そんな時でも、確率や期待値などを駆使して具体的な数字を出して検討していくことで決められることはよくあるし、こうしないと間違った判断をしてしまうこともある
とにかく数字をだせぇ!そして考える!これ大切です
あとは、良いパチンカスがこの世にいるのもわかってくれたかな?(笑)
では今回はここまで、またねー
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